鶸とは鶸鳥という小鳥のことで、その羽の色から名づけられたのがこの色です。冴えた黄緑色で、かなり黄色に近いといえます。この鳥のことは古くから知られていて、枕草子にもその名がでてきます。ただし色名とされたのは、鎌倉時代に入ってからのことのようです。
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