秋物商品そろえました〜@yuzen友禅ネット

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◇こんな着物の楽しみ方あるんです◇
〜自分の着物を自分自身でプロデュース〜

友禅ネットは お客さまと京都の友禅職人さんとをダイレクトにむすぶ新しい「モノづくり」 のためのネットワークです。できあいの新作・新柄着物提案では決してありません。また単にオーダーメイド着物を作りましょうというのでもありません。

自分で着たいと思う着物を、職人さんと一緒にデザイン・色・素材など自分自身の感性でプロデュースしていこうというものです。昔からある「誂え(あつらえ)」の世界を、今の時代の感性に合うように再構築して、着る人(お客様)も作る人(職人さん)も、ともに楽しめる、お互いに顔の見えるモノづくりを目指しています。

できあいのものを買うのではなく、また作り手に任せきりにするというのでもなく、時間も手間もかけてもいいから、今までとは違った着物の楽しみ方を追求してみたい というこだわりの着物好きの人たちのネットワークを、今回の企画を通してわたしたちは 作っていきたいと考えています。

そんな着物の楽しみ方を提案するにあたって、今回、自分が着たいと思う着物を自分自身でプロデュースしてみたいという女性数名に集まっていただき、実際に職人さんの工房を訪れてやりとりをしながら、
・着物のデザイン考案
・染色工程のコーディネート
などを行い、それぞれ自分だけのオリジナル着物を作ってもらいました。

その発表会を兼ねた着物のお楽しみ会を、12月17日(日)に京都市下京区の京町家「袋屋」で行いました。「袋屋」というのは、明治時代に作られた築90年になる表屋造りの大きな京町家です。 奥に長く、店先・玄関・台所・奥座敷・庭先と続く典型的な京都の商家の造りです。 今や残り少なくなってきた京都の伝統的な町家として、貴重な存在です。

実際に今回作った着物を昔ながらの町家という空間の中でご覧頂いて、お越しいただいた方にも自分ならこんな着物をプロデュースしてみたい、自分も同じようにあんなふうに着物を楽しんでみたいと思っていただけたらというのが、今回の企画の趣旨です。
左はいわゆる「おくどさん」。もちろん今でも使えます。後姿の彼は、矢杉くん。10時ごろにお客さんとして来てくれのですが、来るなり強引にお手伝いしてもらいました。ごめんなさい!。真中は、中庭の写真です。ゆったりした庭で、縁側から眺めているだけで、落ち着きます。右の写真は着物のディスプレイ準備の様子です。お手伝い頂いているのは、わたしの会社のすぐ近くの企画会社の中村さん。着物好きの彼女にもボランティアでお手伝いお願いしました。ありがとうございます。
それぞれ、こんな風にディスプレイしてみました。着物単体ではなく帯や小物もコーディネートして着姿としてご覧頂けるようにしました。

お越しいただいたお客様から頂いたご感想です。

「私は昔から着物が好きで興味を持っていました。色々な所で売り物の着物を見て、いまいち自分の欲しい着てみたい着物と出会えず、オリジナルを作ってみたいと思っていました。 素晴らしい企画に出会えて、とても嬉しいです。」 (京都市 谷川さま)

「着物と帯のコーディネートも3通りぐらいあると、また違った印象になるのでは?と思いました。お草履とバッグの コーディネートはすごく可愛いと思いました。」 (宝塚市 長田さま)

「すごく興味がわきました。私が成人式の時、着物を着なかったのは、気に入った着物が見つからなかったからです。こだわりを持って気に入ったものを 作る、その考えにとても共感できました。」 (東大阪市 雲井さま)

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