_ 日本の伝統色〜@yuzen友禅ネット

友禅のモチーフ探訪

梅紀行〜北野天満宮 その3
※画像をクリックしてみて下さい。拡大画像が表示されます。お使いのパソコンのデスクトップの壁紙などとしてお使い下さい。数字は画像サイズです。ダウンロードの際の、目安にどうぞ。

No.9

No.10

No.11

No.12

size:33kb

size23:kb

size:56kb

size:39kb

京都人の間では「北野の天神さん」と呼ばれ親しまれているこの神社は、学問の神様、菅原道真公を祀っていることもあり、受験祈願で有名です。受験シーズンともなれば、受験生やその親御さんたちでかなり賑わいます。境内には、受験専用のご祈祷申し込み用紙が置いてあったりもします。

ここは京都一の梅の名所でもあります。道真公がこよなく梅を愛したということから、いたるところに梅の木が植えられています。境内には約500本、そして隣接の梅園には約2000本の梅の木があり、例年、見頃は2月下旬から3月の中旬にかけてです。道真公の命日にあたる2月25日には、梅花祭が催されます。地元の花街、上七軒(かみひちけん)の舞妓さんや芸妓さんたちの奉仕で野点のお茶席が持たれ、梅の香りとともに境内は華やかな雰囲気につつまれます。


梅は別名 「春告草」とも呼ばれます。文字通り、春の到来をいち早く告げるこの花は、その可憐な姿といい、香りといい、桜と同じくらい日本の心を代表する花です。キモノのデザインとしても、ポピュラーです。大きく分ければ、白梅と紅梅がありますが、白梅は香りを、紅梅はその色を楽しむと言われています。みなさんは、どちらがお好きですか?ちなみに、黄色いロウのような花を咲かせる「蝋梅」というのがありますが、こちらは実は梅の仲間ではなく、バラ科だそうです。

 

[Back]


Copyright(c) 2000. All right reserved by Channel Insight LTD.

Hit Counter