緑味のある鼠色をいいますが、利休の名をつけたのは言うまでもなく、織田信長や豊臣秀吉の茶頭であった桃山時代の茶人、千利休にちなむものですが、利休が好んだという意味ではなく、抹茶の緑色からの連想で後世の人が名づけたものです。他にも利休茶などがあります。江戸時代に愛好されたようですが、明治に入ってからも流行色となっています。
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